人前式~撮影する上で
私が人前式を撮影する上でのポイントとしていることをお書きします。
まずチャペルなどで行われる場合、基本的にキリスト教式で書いたことと同じです。ただし、キリスト教式で押さえるべき大事なポイント、すなわち
1.入場
2.誓約(人前式では誓いの言葉)
3.指輪交換
4.ベールアップとウェディングキス
5.退場
に、人前式では
6.承認の拍手が加わります。皆さんの承認を受けて式が成立するわけですから、ここでは拍手する列席者を撮ることが大切です。条件によって異なりますが、多くの場合は拍手が始まると、全体に見渡すようにカメラをゆったりパン(横に振ること)して、最終的にどちらかの御両親の前で止めます。
また誓いの言葉については、リハーサル中にチャンスがあれば新郎新婦が手に持って読んでいる時に背後から文面を撮っておくことがあります。そして本番では誓いの言葉を読むお二人を正面から撮り、編集ではその映像に文面を撮った映像を挟み込みます。これによって1カメラで撮っていても、あたかも2カメラで1台はお二人を、もう1台は文面を同時に撮っているように見えるのです。指輪交換時でリハーサル時に手のアップを撮っておいて後で挟み込むのと、同じテクニックですね。
カメラ位置については、キリスト教式と同様に前方で新郎側につくのがベストポジションになりますが、キリスト教式の説明でお見せした図とは左右逆になることがあります。人前式ではキリスト教式と新郎新婦の立ち位置が逆になることが多いからです。
なお人前式では牧師がいない分だけ、指輪交換なども手のアップが撮りやすくなります。
また御客様と同じように席からしか撮れない式場でも、人前式はキリスト教式と違って新郎新婦が多くの時間お客様側を向いているため、かなり良い絵が撮れます。
披露宴会場で行われるいわゆる宴内人前式の場合は、基本的には披露宴の入場~新郎新婦着席を撮るのと段取り的には変わりません。
まず扉を開けての入場を正面から撮り、新郎新婦を追って(後ろから追う場合も、やや距離をとって横位置からカメラを振りながら移動して追う場合もあります)、式の行われるメインの舞台である高砂についたのを、斜め前から撮ることになります。
やっかいなのがその他の演出の項で触れた人の道が作られた時です。
場合によっては人と人の間を割り込むようにして撮らねばならないことがあります。こういうときは「すいません」と言いたいのですが、言うとカメラに声が入ってしまうため、言えないのです。このブログを読んでる方が人の道で(私に限らず)ビデオカメラマンに割り込まれたときは、どうか心では謝っていると思って下さい。
ビデオカメラマンからひと言
人前式に限らず結婚式は編集で時間的にカットするということは、基本的にありません。ブーケを手渡したり手袋をはめるときなど、多少もたついても、そのまま残します。カメラのピント合わせや移動で見苦しい画面が入ったときも、編集で会場の飾り付けの画面を挿入などして、時間の流れはそのまま残すようにしています。
まずチャペルなどで行われる場合、基本的にキリスト教式で書いたことと同じです。ただし、キリスト教式で押さえるべき大事なポイント、すなわち
1.入場
2.誓約(人前式では誓いの言葉)
3.指輪交換
4.ベールアップとウェディングキス
5.退場
に、人前式では

また誓いの言葉については、リハーサル中にチャンスがあれば新郎新婦が手に持って読んでいる時に背後から文面を撮っておくことがあります。そして本番では誓いの言葉を読むお二人を正面から撮り、編集ではその映像に文面を撮った映像を挟み込みます。これによって1カメラで撮っていても、あたかも2カメラで1台はお二人を、もう1台は文面を同時に撮っているように見えるのです。指輪交換時でリハーサル時に手のアップを撮っておいて後で挟み込むのと、同じテクニックですね。
カメラ位置については、キリスト教式と同様に前方で新郎側につくのがベストポジションになりますが、キリスト教式の説明でお見せした図とは左右逆になることがあります。人前式ではキリスト教式と新郎新婦の立ち位置が逆になることが多いからです。
なお人前式では牧師がいない分だけ、指輪交換なども手のアップが撮りやすくなります。
また御客様と同じように席からしか撮れない式場でも、人前式はキリスト教式と違って新郎新婦が多くの時間お客様側を向いているため、かなり良い絵が撮れます。
披露宴会場で行われるいわゆる宴内人前式の場合は、基本的には披露宴の入場~新郎新婦着席を撮るのと段取り的には変わりません。
まず扉を開けての入場を正面から撮り、新郎新婦を追って(後ろから追う場合も、やや距離をとって横位置からカメラを振りながら移動して追う場合もあります)、式の行われるメインの舞台である高砂についたのを、斜め前から撮ることになります。
やっかいなのがその他の演出の項で触れた人の道が作られた時です。
場合によっては人と人の間を割り込むようにして撮らねばならないことがあります。こういうときは「すいません」と言いたいのですが、言うとカメラに声が入ってしまうため、言えないのです。このブログを読んでる方が人の道で(私に限らず)ビデオカメラマンに割り込まれたときは、どうか心では謝っていると思って下さい。

人前式に限らず結婚式は編集で時間的にカットするということは、基本的にありません。ブーケを手渡したり手袋をはめるときなど、多少もたついても、そのまま残します。カメラのピント合わせや移動で見苦しい画面が入ったときも、編集で会場の飾り付けの画面を挿入などして、時間の流れはそのまま残すようにしています。
![]() (∂_∂)「お客さんの方をずっと見ながらできるってのも、人前式の大きなポイントだね」 (ё_ё)「正面からの姿を見ていてもらえるものね」 |
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![]() ブログ主のライブシネマ島田の撮影業務については、ライブシネマのサイトへ。主な業務範囲は関東です。結婚式・結婚披露宴・二次会の記録ビデオだけではなく、プロフィール・ビデオや当日の撮って出しライブ・エンド・ロールの作成も扱っています。 |
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