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    ビデオ業者の選び方~業者間の比較ポイント2

    海老蔵さんの次は石田純一さんがゴールイン。名うてのプレイボーイが次々と家庭におさまっていきますね。
    さて、業者間の比較ポイントの話を続けましょう。
    今回からは撮影体制に的を絞って語っていきたいと思います。

    使用機材

    カメラ

    まずは ビデオカメラについて御説明しましょう。けっこう長文になってしまいましたが、関心がおありの方はぜひ読んでみて下さい。
    私どもも実際、お客様から「どんなカメラで撮るんですか」と問い合わせがくることがあります。機種名そのものについてはホームページのQ&Aのコーナーに明記しているのですが、実際にお訊きになりたいのはプロが使うようなカメラかどうかということみたいです。
    これはなかなか一概には判断のつかないところで、業務用のカメラだからOK、ハンディカムはNGというものでもありません。

    HDR-FX1例としてここで当ライブシネマの答え方を挙げますと、写真(ソニーさんのサイトからリンクさせて頂いてます)のようなHDR-FX1というカメラを使うことがあるわけですが、このカメラの場合はメーカー的には実はハンディカムの一種で(業務用ではない)民生機の位置づけなのです。
    しかし外見は写真で見るように一般にイメージされる家庭用には程遠いもので、実際の大きさもレンズ径が72mm、サイズも幅151×高さ181×奥行365mmと、そこそこごついものです。
    そして何よりも大事なのは撮影しながら(ある程度ですが)カメラマンによるマニュアルでの細かい調整が可能で、業務に使えるだけの高いクォリティの映像が撮れるということです。
    そこで私はお客様からの問い合わせにはこのように答えます。「民生機としては最上クラスに入る機種で見た目も業務用だし、実際に業務で使えるだけの機能のあるカメラを使います」と。そしてその言葉に偽りはないものと信じています。実際このカメラにプロ用の録音端子さえついていれば(プロの録音部さんがつなげる機材用の端子がついていれば…ということです)ごく短いテレビ番組ぐらい撮れてしまうのではないでしょうか。
    ですが業務に使えるカメラ全般の中では比較的安価であることも事実で(といっても発売当初の実売価格は40万円弱)、そのことが当方の低価格の理由のひとつにもなっています。

    そしてまた業務用でショルダーカム(いわゆる肩乗せ型)ならもっと良くなるかと言えば、決してそうは言い切れません。
    HVR-HD1000J極端な例になりますが、写真(これもソニーさんのサイトのリンクです)のカメラをご覧ください。
    これは業務用のショルダーカムとして売られているHVR-HD1000Jというカメラで、サイズも265×231×460mmと(あくまでもHDR-FX1のような“ハンディカム”と比べてですが)大きめです。現場でこれを構えていたらFX1以上に「おお、プロだ!」という感じがすることでしょう。
    しかしこれ、HDR-FX1の半額以下というお値段相応に(見た目はごついくせに)肝心のレンズ径が37mm、おまけに操作性は家庭用の小型ビデオカメラ並に単純で、機能面で業務用といえる点は皆無なのです。先に挙げたプロ用の録音端子もついてません。
    家庭用の小型カメラに業務用のハリボテをかぶせたような造りと言えましょう。
    にも関わらずこれが業務用とされている理由はハッキリ言って「安価なのに見た目が業務用」ということに尽きるのでしょう。信じられないことにそれはそれでニーズがあるわけなのです。
    実際私も-ブライダルではない問い合わせでしたが-いきなり「おたくのカメラは肩乗せ式ですか」と訊かれたことがあります。そこで仮に「はい」と答えて、このHD1000Jを持っていったら通用したでしょうか? 私は通用したと思います。
    全くこのHVR-HD1000Jというカメラは、単価が安いのでとても本格的な機材を投入は出来ないけど見た目だけはプロっぽくみせたい業務のために開発されたと言っていいものですが…ソニーさんが考えるそのような業務とは、何でしょうか? ちょっと、ここをクリックして、このカメラの紹介ページの写真を見てみて下さい…。何だか考えてしまいますよね!

    もちろんHVR-HD1000Jのような“なんちゃって業務用”ではない、高価で高機能な肩乗せ式のカメラを使っている業者もいるにはいるでしょう。しかしお値段にも反映してくるのではないでしょうか。
    もし御客様が低価格をお望みであれば、業者もそのお値段に使える中でのベストの選択をしてくると思います。かといって、あまり機材の質を下げると作品内容にも影響が出ます。
    そのための「使えるカメラ」の境界線はそれぞれの業者の判断で、既に述べたように言葉だけの業務用・見た目だけの肩乗せ式は判断材料になりません。もしこだわるのならば業者の説明(私どもなら、上述の赤字部分)を聞いた上で、それでも納得できなければ実際の機材名で検索してみて、判断するしかないのではないでしょうか…。

    三脚

    カメラ以外に撮影に使う機材というと、少し考えれば三脚が思い浮かぶでしょう。
    三脚というのは実は本当にピンキリで1万円以下から100万を超すものまでさまざまです。しかし、仮に高価な大きい三脚を使うことをセールスポイントにしてる業者があったとしたら、ブライダルでどれだけの意味があるのか疑問です。重要なのは小回りが効くことで、しっかりした三脚で撮った絵自体は安定性のあるものかも知れませんが、撮らなければいけないポイントポイントを素早く押さえていくのに、大きな三脚は意味をなしません。また三脚ごと頻繁に移動されては御客様にもたいへん目障りです。
    思うにブライダルで三脚が意味をなすのは、式場などで本当に撮影ポイントが限定されている場合か、メインの手持ちカメラがあった上でサブカメラ(あるいは全景用の無人カメラ)に使う場合でしょう。少なくとも撮影スタッフひとりという条件では、三脚に頼りすぎる業者はあまり期待できないと思います。
    ちなみに当ライブシネマでは、撮影スタッフひとりの場合は会場隅に目立たぬように無人のカメラを三脚に据えた上で、メインはあくまでも手持ちで撮ります。そして手持ちのデメリットを軽減するために、一脚をつけて運用しております。

    機材の話はまだ他にもありますが、もう細かすぎるほどになっちゃったと思います。
    次回は他の話に進みましょう。

    show&mii
    (ё_ё)「見た目はごつくて中身は家庭用並みのカメラがあるなんて、驚きね!」
    (∂_∂)「外見だけじゃ判断できないんだね。人間と同じだなあ…」

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